ニッポン放送「上柳昌彦 あさぼらけ」のパーソナリティ上柳昌彦が岩手県大船渡市の山林火災の現場を取材した模様をお送りする。
岩手県大船渡市は2011年3月11日に発生した東日本大震災では最大震度6弱を記録、最大10メートルに近い大津波に襲われ、街や主幹産業の水産業は壊滅的な被害を受けた。
そんな中、今年2月26日、大船渡市では大規模山林火災が発生。1人が亡くなったほか住宅を含む建物221棟が被害を受け、焼失した面積は平成以降で最大となった。
上柳昌彦は東日本大震災をきっかけとなり岩手県大船渡市を訪問、以降毎年に渡って大船渡市を訪ねてきた。
そうした中で「上柳昌彦あさぼらけ」宛に、大船渡の山林火災についての悲痛なメッセージが届き、番組で紹介したことをきっかけに、山林火災の現場の声を伺うことを決意。
40日後に鎮火宣言が出たことを受け、4月上旬に大船渡市を訪ねた模様をお送りする。
お話を伺ったのは、実際に山林火災の消火活動にあたった大船渡地区消防組合消防本部の方、被災現場となった綾里地区の中学校に勤めていらっしゃった先生、避難所となっていた公民館の館長さん、「三陸翡翠あわび」というブランドあわびを養殖している水産会社の方など大船渡の皆さん。
日本の国土の7割が森林で、年間1300件も山火事が発生し1日あたり、東京ドーム半分弱の広さに当たる2ヘクタールの森林が燃えているという状況の中で、どう山林と共生しながら、防いでいくのか。大船渡の現場の声に寄り添いながら、日本の山林の未来を考え、リスナーの皆さんに防災意識を持って頂く番組をお届けする。
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