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PLENUS RICE TO BE HERE

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De : J-WAVE
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この番組は作家・文献学者の山口謠司が、日本の食文化を通して全国各地で育まれてきた“日本ならではの知恵”を紐解くポッドキャストです。(FMラジオ局 J-WAVE 81.3FM では毎週月曜日から木曜日11:40〜11:50にオンエア中。)


  • Navigator:山口謠司(http://abocavo.a.la9.jp)
  • Sponsor:PLENUS( www.plenus.co.jp) / PLENUS 米食文化継承活動(https://kome-academy.com/)
  • Production:E.A.U(www.eau.co.jp)


J-WAVE
Alimentation et vin Art Cuisine
Épisodes
  • EP. 710『@信州長野 、其ノ三 - 栗御飯から 小布施の北斎へ』
    Nov 5 2026

    秋は栗ご飯の季節。信州小布施の名物といえば、ほっくりした栗ともっちりしたもち米が美味しい栗おこわです。小布施にはもう一つ、見逃せないものがあります。葛飾北斎が祭屋台の天井に描いた「怒涛図」の波です。北斎が83歳で小布施を訪れた時、制作の場を提供したのは37歳の豪商、高井鴻山でした。北斎は百歳を超えても生き生きとした絵を描きたいという気力の持ち主。一方、鴻山は天保の飢饉に蔵を開き、食料を人々に分け与えた人物です。天井絵の波は北斎が描き、周囲の縁には北斎の下絵に鴻山が彩色した部分もあります。年齢も立場も違う二人が出会い、一つの作品を生み出した奇跡の取り合わせ。それは、同じ秋に実る栗ともち米を蒸し上げる栗おこわにも通じます。二つが一緒になることで生まれる美味しさと深さ。秋になると栗おこわをいただきに小布施へ行きたくなります。

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    9 min
  • EP. 709『@信州長野 、其ノ二 - 松茸と信州大学繊維学部』
    Nov 4 2026

    秋の味覚、松茸。その聖地とも呼ばれるのが信州上田の別所温泉です。松茸は日当たりと水はけがよく、栄養の少ない土壌に育つアカマツと深い関係があります。アカマツが光合成で作る糖分を養分に育つ松茸。土瓶蒸しにすれば、香りとともに秋の深まりを感じます。上田には日本で唯一の繊維学部を持つ信州大学があります。前身は上田蚕糸専門学校。かつて上田は養蚕と製糸で栄え、日本の生糸や蚕は、蚕の病気に苦しんでいたフランスなどへ輸出されました。やがて化学繊維の普及で絹は高価なものになりましたが、国産松茸も今では高価な秋の味覚です。松茸を育むアカマツの林を守ることは、日本の風景を守ることにもつながります。少し値が張っても、年に一度は国産松茸を一本。土瓶蒸しにして、信州の山が育んだ香りと秋をじっくり味わいたいものです。

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    9 min
  • EP. 708『@信州長野 、其ノ一 - 寒ざらし蕎麦と岩波書店』
    Nov 2 2026

    岩波文庫は、来年、創刊100周年を迎えます。創刊時の22点には、夏目漱石の『こころ』も入っていました。岩波書店を創業した岩波茂雄は、信州・諏訪の出身です。新聞連載の『こころ』に感動し、漱石に出版を願い出たんですね。さて、信州といえばおそば。香り豊かな新そばもいいですが、将軍家にも献上された寒晒しそばには、また違った味わいがあります。時間と手間をかけて引き出した甘みやまろやかさを、安曇野のわさびと一緒に、ゆっくり楽しむんです。『こころ』を読みながら味わえば、作品の奥深さとそばのおいしさが重なって、岩波茂雄の粘り強さや、本が持つ力まで感じられるような気がします。

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    9 min
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