D坂の殺人事件
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Lu par :
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西村 健志
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De :
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江戸川 乱歩
私はいつもの習慣で、白梅軒というカフェで冷やしコーヒーをすすっていた。
そして大通りを挟んで真向こうの古本屋…そこには美人と評判の細君がいて、私はなんとなくそこを眺めていたのだが、細君はなかなか出てこない。
しびれを切らして他に目を映そうとしたとき、店と奥の間との間の障子がピシャリと閉まった。
…妙である。蒸し暑い晩、しかも万引きされやすい古本屋という商売柄、奥から監視できなくするのはおかしい。
すると窓の外に知り合いが通りかかり、その者は店に入ってきた。
その名を明智小五郎。探偵小説好きということから、話をする間柄になったのだ。
明智は私の隣に腰を下ろし、そして私の視線をたどり、彼も窓の外…向かいの古本屋を眺めだした。
しばらく無駄話をしていたのだが、おかしな点に気づく。
本泥棒があった。しかも30分の間に4件だ。
店になにかあったのだろうか。 私と明智は様子を見に行くことにしたのだが…©2022 PanRolling
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